
は特典として、チケットを一般売りよりも1週間ぐらい前に予約できるという特典でございます。
また資料の方に戻りますが、開館2年目の昨年度ですが、主催事業については芸術鑑賞事業、買い取り公演事業ですね。それから普及啓発事業、参加創造事業、共催事業ということで4つの領域にわたって、それぞれ見る、触れる、つくるというのを基本としまして文化振興に努めていますが、22本の事業を実施いたしました。昨年の事業内容ですが、先ほど申し上げましたように、文化団体による共催になりますが、モスクワの管弦楽団公演、それから……。
○司会
大変恐縮でございますが、大分時間もたってまいりましたので、できれば2番の祝祭塾の催しの方が皆様方興味があろうかと思いますので、ちょっとテンポを速めていただきたいと存じます。
○泉
ちょっと時間も経過したようですから2番の方に。後でまた共催事業内容について時間があれば行いたいと思います。塾の開催の趣旨でございますけれども、この事業は参加創造事業ということで開館2年目の昨年から取り組んだものでございます。劇場を拠点に新しい文化の担い手づくりを目指し、あるいは舞台芸術創造をめぐるさまざまなノウハウを自分たちの手でつくりながら、実践を通して身につけていただこうということで開催したものでございます。何か新しいものを、あるいは地域や文化づくりに夢を持っている人にそういった呼びかけをしまして、最初20名で募集したんですが、最終的には7月19日の入塾式は46名でスタートいたしました。7月、8月、こういったワークショップ的なことをずっとやりまして、鑑賞があったりやりまして、あとことしになりまして、1月ころから脚色のまとめ、スケジュール、役割分担についての打ち合わせをしました。以降公演までの内容はこのとおりでございまして、ことしの6月9日に第1期生による卒業記念プロデュース演劇公演を開催いたしました。
公演までの経過でございますが、初めてだったものですから、塾生による脚本が完成したのがことしの2月末ごろでございましたし、塾生だけではキャスト、スタッフが足りないということで一般募集にも入ったのもこのころでして、大変おくれながら行ったわけです。脚本が完成しない、あるいはキャスト、スタッフが集まらないということで大変な焦りも出ました。しかしながら、塾生みずからの人脈でキャスト、スタッフを集めることができ、ネットワークを広げることができたのも事実であります。4月からは、各グループ
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